アフゼリア

アフゼリア(AFZELIA) 気乾比重:0.75 ジャケツイバラ科
原産地 東アフリカ

樹高30〜40m、直径は1〜1.5mの大径木ですが、曲がりが多いため、長尺材は多くありません。材は薄茶色で、乾燥すると赤褐色になります。木肌はなめらかで光沢があり、狂い・割れが少なく、表面は極めてなめらかな仕上がりになります。

西アフリカ産のドゥシェと同系統の材ですが、ドゥシェよりも色水の出が少ない良材です。欧米に家具用材として輸出されるウェンジなどの高級材と一緒に伐採されるため、ドゥシェの半分以下のコストで入手できました。
ウッドデッキを素足で使用したい、それも高耐久材で、となればこのアフゼリア以外にはほぼ流通しておらず、きわめて特徴的なウッドデッキ材といえます。

アフゼリアの特徴

素足歩行ができる

アフゼリアは寸法安定性が高い上に繊維が砕けやすいので、施工後もひびが少なくささくれもほとんど出ず、そのため素足で歩くことができるという大きな特徴があります。
一見するとウリンやマサランもなめらかですが、木材は外気に触れると表面のみが急激に乾いて収縮するため、施工直後からひびができ始めてささくれが生じます。イタウバは油分が多くなめらかなので「素足で使用できるウッドデッキ材」と謳われていて、確かに完成時はすべすべなのですが、外気に当たって収縮が始まるとすぐに一般のハードウッドと同様にひびとささくれが生じます。
木材の繊維は樹脂分が雨水で脱落するのに伴って露出して少しずつ剥がれます。一本ずつの繊維は細いのでたいていは雨風で砕けてしまうのですが、ひびの部分は先端は鋭く、後ろは繊維が大きく固まったまま剥がれるためトゲとして刺さりやすくなります。ハードウッドは硬い上にタンニン、ポリフェノール、フラボノイド等の刺激物を多く含んでいて刺さるとかなり痛く、そのため通常のウッドデッキは土足歩行が原則です。
樹脂分の脱落は最初ほどではないものの年数を経ても徐々に進むので、ささくれの発生は最後まで続きます。イペを使用している横浜港大桟橋(2002年完成)では苦情が続いたために数年前から表面をウレタン塗料で覆う作業を進めているほどです。ただ、ウレタンの塗膜は劣化すると収拾がつかなくなるので得策かどうかは疑問です。

アフゼリアは寸法安定性が極めて高く、フローリングにして無塗装のまま床暖房に使用している例があるほどです。他のウッドデッキ材に較べてひび割れが10分の1以下しか出ず、またささくれができても、繊維が砕けやすいので先端が雨風に当たるだけで欠けてしまい、肌に突き刺さるような鋭いトゲになりにくいのが特徴です。材自体も比較的柔らかいので、常時、素足歩行となる浴室や露天風呂、プールサイドにも、桧材と同様に安心して使えます。また、適度な硬さなのでサンドペーパーをかければなめらかになります。小さなお子さんがリビングから靴を履かずにそのままデッキに出る作りでも安心して遊ばせることができます。表面はモルダー加工に加え、一般のウッドデッキ材には行われない120番のサンダー仕上げが施され、すべすべの肌触りです。幼稚園や海辺のウッドデッキ、小さなお子さんやワンちゃんのいるテラスなど、素足での歩行が多いあらゆる場所にお勧めします。

アフゼリアのひび(拡大)
雪面のクレバスに似ています。繊維が砕けやすく先端が欠けるので、鋭いトゲになりにくいのが特徴です。
一般ハードウッドのひび(拡大)
繊維に粘りがありつながっているので、雨風で樹脂分が流れ落ちると徐々に剥がれて鋭いトゲになります。

耐久性が高い

未乾燥の状態で加工されますが、その後の材の動きはきわめて少なく、木口(切断面)からの割れもあまりありません。横ぞりも一般の高耐久ウッドデッキ材と較べると少なく、おおざっぱに作ってもきれいに仕上がる優れものと言えます。

加工性はまずまず

硬質材で密度は高く、鋸引き等の加工には電動工具を使用します。 釘打ちは困難なため、下穴、ボルト締めが必要です。細かい細工には向かず、カットや取り付けでも一般木材の2倍以上の時間がかかるとお考えください。横そりを押して伸ばすことは困難で、途中でカットしてつなぎ直すことでそりを分散させます。 ただし、イペやウリンに較べると柔らかく、逆目(粗く仕上がった部分)にサンドペーパーをかけて、手触りをなめらかにすることも可能です。

DIYユーザーは切り欠きなどの込み入った作り方をしないことをお勧めします。また、表面材をビス止めする際に力をかけすぎてビスの頭をとばさないようにご注意ください。なお、塗料の吸い込みは比較的良いので、初回だけでも汚れ防止や着色、撥水のための塗装をお勧めします。

注意点

樹液・色むら
樹液は一般のハードウッドと比較するとかなり少ない方です。イペの樹液がウリンの数分の1とすると、アフゼリアはイペの数分の1程度です。色は明るい黄色で目立ちにくいのですが、下地が白系で明るかったり、ウッドデッキの下の空間を駐車場などの別の用途に使っている場合には汚れが気になるかもしれませんので使用をお控えください。

材の一部にぽつぽつと濃色の斑点が出ることがありますが、これは樹脂を多く含んだ部分です。最初は目立つことがありますが、直射日光に当たると2〜3週間で色が馴染んで落ち着いてきます。導管の周囲にアフゼリン他の成分が沈着して白いすじになっている部分もあります。成分は水溶性なので水に濡れると脱落して、次第に木材の本来の色に戻ります。塗装する際は最初に水をかけて擦り洗いしてから塗装することをお勧めします。
なお、アフゼリアは他のハードウッドに比べると材色が明るいので、材同士の色の差が気になることがあります。色が薄い分、銀白化するのも早いのですが、気になる場合はオスモカラーなどの油性塗料で着色塗装するのも一法です。塗装すると汚れが染み込みづらくなり、また水をはじくので樹液の出方が少なくなります。アフゼリアに関しては、初回だけ塗装しておくのはお勧めです。

経年変化
経年変化により銀白化しますが、耐久性など使用上の影響はありません。木材の色素は空気に触れるまでは薄いものが多く、紫外線や空気にさらされることで酸化して次第に濃色になります。室内では日焼けした木材を目にすることもありますが、酸化した色素は水に溶けやすくなるので屋外では雨に濡れて脱落し、どの木材も一様に銀白化します。一見するとどの樹種も見分けがつきませんが、水に濡れるとアフゼリアはやや明るい灰色に、イペやウリンは黒色になります。

根太間隔
イペやセランガン・バツーと較べると柔らかく、しなりが出るので、根太間隔は表面材の厚20ミリで450ミリまで、厚30ミリで700〜800ミリまでをお勧めします。

アフゼリア価格表 (税込み、送料別)
消費税込み価格
サイズ 直売価格
20x90x1600
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アウトレット Bグレード
消費税込み価格

 
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工場ではAグレードで出荷されたものの、
当社の検品で規格外となったためBグレードとして販売します。
節やひび、白太等の欠点が両面にあります。
ただしアフゼリアの特徴の、繊維が砕けやすい
という基本的な性質は変わらないので、
桧や杉と同様に素足で歩くことができます。
未サンダー品がほとんどですが、
一部にサンダー品が混じることがあります。
アウトレット Bグレード
消費税込み価格
サイズ 直売価格
30x120x1500
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30x120x2100
30x120x2400
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4面モルダー R面取り なくなり次第 終了です!
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同上
束柱・根太ならこれで十分!