ウッドデッキ材の特徴と比較

チーク

NEW!チーク

世界の三大銘木の筆頭に挙げられ、家具、工芸品、内装材などあらゆる場所に使用されます。茶褐色の地にやや濃いめの木目が入り、樹脂分が豊富で使い込むほどにつやが増し、ぬくもりと豪華さを兼ね備えた気品のある表情を備えます。狂いが少なく、耐久性が大きいため屋外や海上にも用いられ、客船、クルーザーなどに賞用されてきました。木材の王様と言っても過言ではなく、性能プラス華やぎ、味わい、ステータスを備えたオールマイティーな木材です。

アフゼリア

素足で歩ける高耐久材です。一般的なウッドデッキ材は施工後に多くのひび割れが生じますが、アフゼリアのひびは他のウッドデッキ材の10分の1以下ときわめて少なく、また繊維が砕けやすいのでささくれができてもすぐに砕けて短くなり、いつまでも安全で快適な足触りが続きます。リビングの前面に設置してお子さんを遊ばせるのはもちろん、幼稚園のウッドデッキ材やプールサイド、ジャグジーにもお勧めです。材色はおだやかな赤褐色で、経年変化で灰色になっても木肌はなめらかです。

ウリン

ウリン

耐久性はイペと並んでトップクラスで、特に海辺、水中での耐久性は随一とされています。イペと同様に、日に焼けると褐色から焦げ茶色になり、雨に当たると色素が脱落して次第に銀白色になります。水溶性の色素を多く含んでいるため、施工から1~2ヶ月間は赤茶色の水が出るのが特徴です。 
イペよりも価格がこなれていますが、長期的には資源保護の観点から出材は不安定です。近年は少ないながらもコンスタントに入荷しているので今がお買い得と言えます。

サーモパイン

サーモパイン

米杉と同等の耐久性があります。軽軟で加工が極めて容易なのが特徴で、なめらかな仕上がり面、施工後の動き、ひび割れの少なさ、均一な色揃え、施工性の良さなどを備えた高品質材です。フィンランドで開発された、薬剤を一切使用せずに熱と水蒸気だけの高熱乾燥技術によって作られた環境と人に優しい木材です。
耐久性と同時に当たりの柔らかさを要求されるお年寄り向けのウッドデッキや重心が高く安全が求められるパーゴラにお勧めです。

マサラン

マサラン

美しい赤褐色が特徴で、赤い材色からアマゾンジャラとも言われます。仕上がり面はなめらかで、木目の緻密さから家具用材にも使われる美しさをあわせ持つ高級材です。
ただし動きが大きくひびが生じやすいため、土足での使用をお勧めします。

イペ

イペ

ハードウッドの代表とも言える高耐久材です。日に焼けると褐色から焦げ茶色になり、雨に当たると色素が脱落して次第に銀白色になります。
海外では港湾、岸壁のデッキにも使われているほどの高耐久材で、悪条件下でも20~30年以上保つとされています。
供給量が多いので、公共建築にもよく使われています。

セランガンバツー

セランガンバツー

耐久性と経済性が両立している木材です。
繊維に粘りがあり、雨に当たって数ヶ月すると前面に硬い毛羽立ちが出るので、常に靴やサンダル履きでの歩行になります。小さなお子さんのいる住まいにはお勧めしかねますが、雨に濡れても滑りにくいのでスロープには好適です。 高耐久材の中ではもっとも手ごろな価格なので、構造材をセランガンバツにして表面材を別の材にする使い方もよくあります。

ヒノキ・ヒバ・防腐木材

ヒノキやヒバといった内装材としては高耐久とされる木材をウッドデッキに使用する現場もありますが、実際には5年程度で劣化が生じてくるため当社では扱っておりません。また薬剤処理を施した防腐木材も、同じ理由でウッドデッキ材としてはお勧めしておりません。防腐木材は住宅の土台等に使われるための規格に過ぎず、耐久性はヒノキやヒバと同等以下でしかないためです。

人工木材

人工木材は木粉および木片が体積の50%以上で残りが石油樹脂でできた材料で、重量比では3分の2以上が石油樹脂になります。工場生産ゆえに寸法精度が優れていて施工が容易なため、大規模なウッドデッキでよく使われます。木材と謳うために木質を半分以上混入していますが、木材の特質は強度や耐久性には何ら影響なく、基本的には樹脂製の成形物の性質を有します。そのため熱伝導が良く、夏場に直射日光に曝されると素足で歩けないほどの高温になります。また温度変化による膨張・収縮もムク材に比べて極めて大きく、長さが数センチ以上変化することもあります。触ってみるとプラスチックそのものです。廃棄して焼却処理する際には大量のダイオキシン等を発生させます。
ムク材と比べると施工手間が少なくてすむので工事業者としては工期短縮、コスト削減ができるありがたい素材ですが、ウッドデッキとして使う立場になるとメリットは少ないと考え、当社では無垢の高耐久材のみを扱っています。

ウッドデッキに使われる材の特徴

住まいから離れたり、水際などの土足で歩くウッドデッキには耐久性を重視した材を、住まいの延長として素足に近い状態で歩くウッドデッキには当たりが柔らかく、ささくれが気にならない材を使うなど用途にあった選択が必要です。

当社が紹介しているウッドデッキ材は水湿に強いため、防虫、防腐等のための薬剤処理はいっさい施されていません。周囲の環境にも悪影響を与えず、また、廃棄する際の焼却にも有害物質を発生させない自然に優しい木材です。

樹種別比較表(表は左にスクロールできます)
材種 比重 強度 耐久性 加工性 素足 土足
チーク 0.58 黄褐色 なし 適当 20年以上 普通
アフゼリア 0.75 赤褐色 なし 硬い 20年以上 やや硬い
セランガン・バツー 0.94 黄褐色 なし 硬い 15年以上 硬い ×
オーストラリア桧 0.68 赤褐色 あり やや硬い 15年以上 やや硬い
イペ 1.07 黄褐色 なし 極めて硬い 25年以上 硬い
ウリン 1.04 黄褐色 なし 極めて硬い 25年以上 硬い
マサラン 0.93 赤褐色 なし 極めて硬い 20年以上 硬い
サーモパイン 0.4 茶褐色 あり 柔らかい 5~10年 普通
桧(国産) 0.43 褐 色 両方 柔らかい 3~7年 普通
レッドシーダー 0.37 濃褐色 両方 極めて柔い 5~10年 柔らかい △~×
薬品注入材 0.5 緑色 両方 柔らかい 5~10年 柔らかい

品質について

当社は日本最大の木材の集散地新木場(東京)で、80年余り製造問屋を営んでいます。販売は建材問屋、納材業、工務店を対象にしているため、ホームページ上で販売している木材も、全て業務用グレードになります。

業務用に使う場合、品質が悪いと施工のスピードに重大な支障が出て、かえって施工コストが高くついてしまうため、欠点の混入率が低いものを要求されます。ただし、わずかな欠点は現場での切り廻しで対応できるため、若干の混入は認められていて、100%良品の場合に比べると、その分、価格は安くなっています。
通販やホームセンター等で販売されている商品は業務用グレードに通らないランク落ちの材や、それに業務用グレードを混ぜたものが多いようです。

一般の方が施工する場合も、欠点の少ない方が楽なのは当然なので、当社はランクを落とすことなく、100%業務用グレードの製品を販売しています。